大会当初から何かと話題に事欠かず、予選ライブでは同率2位を獲得したRAISE A SUILEN(レイズ ア スイレン、通称RAS)。
ベースボーカル・LAYER(レイヤ)、ギター・LOCK(ロック)、ドラム・MASKING(マスキング)、キーボード・PAREO(パレオ)、そしてプロデューサー兼DJであるCHU²(チュチュ)。決勝を前に、走り込みをする彼女たちを直撃した。
── CHU²さん、大丈夫ですか?
CHU²「……もう限界」
PAREO「CHU²様は先ほどまで可愛さ全開で走っておられましたので……」
CHU²「パ……PAREO……いいからインタビューを始めて」
── 決勝進出おめでとうございます。多くのバンドの中から予選を勝ち抜いて、武道館での決勝ライブとなりますが、今の気持ちを教えてください。
MASKING「先に言っていいか?」
LAYER「もう顔に書いてあるよ(笑)」
PAREO「はい。すっごく嬉しいって顔をされてます」
MASKING「だって武道館だぞ武道館!サポートで立ったことあるけど、訳がちげえ。自分たちの力で勝ち取った武道館だからな、嬉しいに決まってんだろ。なあLOCK」
LOCK「は、はい……!武道館もですけど、ポピパさんとRoseliaさんと同じステージに立てるのが嬉しいです。ありがたいです」
LAYER「本番までもう少しなので、みんなで話し合って最高のパフォーマンスを届けたいって考えています」
CHU²「……yeah」
── 今回「BanG Dream! Girls Band Challenge!」に参加したきっかけを教えてください。
LAYER「それは……CHU²だよね」
MASKING「CHU²は何で大会のこと知ったんだ?」
PAREO「CHU²様はRAISE A SUILENに相応しいステージをずっと探しておられました。オーディエンスの投票でランキングが決まるというのが一番の魅力だったようで……。CiRCLE※1やGalaxyも会場になるので、Roseliaとポピパをお誘いしやすかったのも参加理由のひとつです。」
- ※1 ライブハウスCiRCLE。当大会の予選会場のひとつで、キャパ500人。
── 予選中にギター・LOCKの加入がありました。
LOCK「CHU²さんが学校まで来て、最初はびっくりして逃げちゃったんですけど……皆さんと合わせてみたら、バンドってやっぱり良いなぁって。でも……一度不合格になっちゃって……」
MASKING「でもこいつは諦めなかったんだ!CHU²に帰れって言われても、『帰らん!』ってさ」
LAYER「あの時のLOCK、すごかったよね。全部のパートをギター1本で弾いちゃって」
PAREO「猛獣さんのようで、追いかけるのが大変でした」
LOCK「すみません……無我夢中で……」
CHU²「……It was awesome.」
── 予選中はMVを作ったりと、様々な仕掛けをしていました。
LAYER「CHU²が色々と企画してくれて。MVでは監督までしてたんだ」
PAREO「有名な撮影スタジオにお邪魔したのですが、社会科見学みたいで楽しかったです」
LOCK「緊張しました……でも、レイヤさんが和ませて下さって」
LAYER「初めての現場は緊張するよね。PAREOは、いつも以上に張り切ってたけど」
PAREO「それはもう、皆さんを可愛くするお役目をいただきましたから」
MASKING「別になんもしなくても可愛いだろ」
PAREO「マッスーさんは全っ然分かってません!そんなだから顔に枕のあとなんか……!」
MASKING「あーあー、うるさい。次、いってくれ」
── 決勝当日、ライブステージを見てくださる方に向けて一言。
LAYER「大会の間、色んなことがありました。でも、おかげで、今まで踏み出せなかったことにも挑んでいこうって思えて。バンドとして、これからどう生きるか……その第一歩を見せるようなライブをしたいです」
MASKING「ああ、みんなに見せてやろうぜ。今のうちらは最強だって!」
LOCK「はい……!緊張しますが、精一杯頑張ります」
PAREO「イエス!お任せ下さい」
CHU²「ワタシたちはRAS、RASこそワタシたち。Roseliaもポピパもオーディエンスも、まとめて全員かかって来なさいっ!」